お祭りや花火大会等のイベント中止に備える損害保険

201926Dec.

台風直撃や豪雨、地震等の天災によって、花火大会や阿波踊り、フェス等の様々なイベントが中止・延期になることがあります。イベントは多くの方が関わっているため中止によって重い負担・損失が発生します。そんな予期せぬトラブルでのイベント中止・延期に備える損害保険をご存知でしょうか。

イベント運営と中止による損失

イベントは、規模や内容にもよりますが一般的には下記のように多くの関係者が協力して運営しています。

・イベントプロモーター

・イベントオーガナイザー

・イベント会場運営者

・イベントスポンサー

・イベント会場で営業を行う飲食店

・ケータリング業者

・物販業者

・警備会社

etc...

イベントが中止・延期になる原因としては、悪天候や地震・交通機関の事故等が想定されますが、もし避けられない事情によりイベントが中止・中断・延期になると、下記のような損失が発生する可能性があります。

・会場費

・設備什器の設営費

・ゲスト等の出演料

・広告費

・人件費

・警備費用

・お弁当等の食品廃棄

・食料品やグッズ販売等の売上

・チケットの払い戻し

・中止するために必要な費用

etc...

イベント中止と損害保険

台風などの悪天候はイベントがあるからと言って避けてはくれません。そこで、金銭的な損失への対策をする方法のひとつに「興行中止保険」という損害保険があります。

上記のように想定される損失のすべてが対象になるわけではないので「どんな原因で、何が、いくらまで対象になるか」を保険会社や代理店に確認して、意向に沿ったプランに申し込む必要があります。それでも、天災等避けることのできない事故への対策として検討する価値のある損害保険です。

イベントは規模や内容、運営業者様の体制様々な要因があるためなど引き受けの可否や保険料は個別相談です。注意点としては下記があります。

■確認事項

主に下記のようなイベントの詳細をお伺いしたうえで、保険料を計算します。ケースによってはイベント工程表・イベント収支計画書、イベント関係者との契約書等をご提出いただくことがあります。

・開催日時

・開催場所

・予備日・延期日程

・中止延期の決定者

・補償する事故(例:悪天候、自然災害、火災、交通マヒ)

・費用項目とその金額(保険加入を希望される項目)

・過去のイベントの実施実績

・過去の興行中止保険の加入歴

・主催者や協賛など

■申込期日

申込ができるのは一般的に、イベント開始時の前日から起算して14日前までが多いです。明らかに台風が上陸するとわかるタイミングで申込すること等はできないようになっているため、事前の申込が必要です。

■対象になるイベント

イベントの内容は展示会・会議・演劇・スポーツ大会・ファッションショー・授賞式・コンサート等あらゆるイベントに対応できる保険会社が多いです。ただし、通常業務と区別できないものやイベント性の無いものは対象にならないことが一般的です。また、イベントの主催者でなくてもイベントに関係する方(警備会社や弁当屋さん等)なら加入できるケースが多いです。

イベントの運営には多額の費用がかかります。日本では自然災害が多く発生し、中止や延期になる可能性と損失は小さいものではありません。イベント運営に関わる方はリスクに応じて興行中止保険を検討されてはいかがでしょうか。


保険記事について

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