地震による高額商品の破損に備える2つの視点

20205Jun.

高額な酒類、ガラス食器、ブランド時計のような壊れやすい商品を扱っている販売店等は、巨大地震が来たとき、商品が破損してしまう危険が高いです。いつくるか分からない巨大地震に、どのように備えたらよいのでしょうか。

リスクマネジメントの視点

商品の破損についてリスクマネージメントの観点から見ると、大きく2つに分かれてきます。1つは、物理的に壊れる可能性を下げる対策。2つ目は、壊れた時の金銭的な対策です。

  • 壊れる可能性を下げる

地震で壊れなくする対策としては、一般的に商品棚を固定したり、揺れても隣の商品とぶつからないようにする、クッションの中に入れておく等の対策になります。事前にどの程度揺れたらどうなるかなどを想定して、準備しておく必要があります。

  • 金銭的な対策

金銭的な対策は、地震での被害に備えられる損害保険に加入する方法があります。たまに「火災保険に加入しているから大丈夫でしょう」と思っている方がいますが、通常の火災保険は地震の被害をカバーしていません。そのため、地震の被害に備えられる専用商品や特約を検討しなければいけません。

地震に備える様々な損害保険

企業活動における地震に備える損害保険加入は、条件が複雑であったり加入方法が厳しいことが多く、これまで一部外資系の保険会社でしか契約できないと思われてきました。

しかし、社会的に地震の危険が高まっていることもあり、各保険会社で新しい商品も次々に開発されています。ある保険会社では、保険料は業種・売上高及び契約者住所所在地で算出し、建物の構造級別や建築年は関係なく引き受ける商品を販売しています。

また、他の保険会社は、「契約者が選んだ住所地で、最初に決めた震度以上の地震が来るかどうか」を基準にしたユニークな商品を販売しています。

地震の被害は広範囲かつ高額になりやすいため、保険会社も今まで引受けにあたっては建物の建築年月や構造などを慎重に確認していました。加入したくてもできなかった方も多いと思います。しかし現在は、上記のように地震に備える商品も様々なバリエーションがでてきています

BCPに必須の地震保険

地震への備えは、事業継続にとっても重要なポイントです。漫然と加入しただけでは、未曾有の事態で補償が不足したり、活用できないことも起こります。ぜひ、ハザードマップなどで自社のリスクを具体的に想定したうえで、必要な保険を選んでいただければと思います。

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