サーキット走行中の事故には「専用の自動車保険」が必要

20204Dec.

自分の運転技術や車の性能などをサーキットでの走行で試してみたいという自動車オーナーの方も多いでしょう。実際に「よし!やってみよう!」と考えた時に壁となるのが”レースに参加している時”の事故による賠償やご自身のケガ、車の被害です。保険での備えや知っておくべきポイントは何があるのでしょうか。

自動車保険はサーキット走行中の事故には使えない

オーナーの方は、自動車保険に加入されているケースがほとんどだと思います。しかし、一般的な自動車保険では、サーキットやレース中に起きた事故は対象外になっています。

そのため、ご加入されている自動車保険で他人への賠償・ご自身のケガ・車の補償などを、どれだけ手厚い内容にしていたとしても、その保険を使うことはできません。

とはいえサーキットでは、クラッシュして大切な車が壊れてしまったり、ご自身も大きなケガを負ってしまうことも起こります。さらに、他の車との接触や、ガードレールなどサーキットの設備や機材に被害を出してしまうことも考えられます。そんな時に、頼みの綱の自動車保険が使えないと困ってしまいますよね。

サーキット専用の自動車保険を扱っている代理店

実は、一部の保険代理店では、サーキット場の走行によって発生した事故もカバーする保険(特約)を扱っています。実際の加入手続きは、保険会社に対しそのイベントやレースの詳細な項目について専用の報告書を事前に提出し、引受できるか判断してもらう必要があります。

これがなかなか大変なため、取り扱っている代理店が少ないのが現状です。デメリットとしては、通常カバーされないサーキット・レース中の事故を対象とするので、保険料はかなりの割増がかかります。

  • 自分の被害は自己責任

サーキットを利用する際には「誓約書」というものを書かされます。そこには、事故による損害は何があっても「自己責任」で「相手に文句を言うことも禁止」という趣旨の文言が必ずあります。つまり、相手に弁償してくれということができないのです。そのため、他人のせいで自分の車が大破しても、自分が重症を追っても、すべて自分で費用を負担しなければなりません。

また、サーキット場の誓約書の内容にもよりますが、設備・機材などを壊してしまった際は、修理費用をしっかり請求される場合もあります。スポンジバリア・タイヤバリア、ガードレールの破損などサーキット場に被害を与えてしまうことは想定される事故なので知っておいたほうが良いトラブルです。

そのため、ご自身のケガや車の修理費用、サーキット場への賠償に、ご自身で備えておく必要性は高いと言えます。

まとめ

自分の車が、どれ位のスピードが出せるのか、どの位のアクセルの踏み込みで、どんな段階で加速していくのか、これも公道では絶対に出来ない事ですが、サーキット場なら可能です。特に、性能の高い車のオーナーは思いっきり試してみたいと強く感じていると思います。

しっかりとサーキット専用の保険に加入しておくことで、事故による車の修理費用や自分の治療費などの心配を減らして、運転をもっと楽しむことができるかもしれません。

サーキット専用の自動車保険を扱っている代理店では、手続きなどに慣れているスタッフがいるので、気になる方は一度相談してみてはいかがでしょうか? 弊社でもご案内できますので、お気軽にお問い合わせください。


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