ECサイトのチャージバックに備える保険

20209Jun.

チャージバックとは、クレジットカードを保有するお客様が不正使用などを理由に利用代金の支払いに同意しない場合にクレジットカード会社がその代金の売上を取消すことです。

ECサイト運営者には重大なチャージバック

チャージバックは、カード利用者にとっては、とても良い制度ですがECサイト業者にとっては悩ましい制度です。カード会社が一度決裁しているのに、売上を取消されて、すべての損失はECサイト業者が負うことになります。中古時計のECサイトを運営している取引先の社長からこんな相談を貰ったこともあります。

カード決済が完了したから商品を輸送した。しかし後日チャージバックが発生して売上が取消された。50万円の商品は取られて入金がない。僕は泣き寝入りしなくてはいけないの? カード会社が決裁したのに...

一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、こうしたカード決済に関わる被害額は2018年では、年間235.4億円で2年連続200億円を超えて年々増加傾向にあります。インターネットでの取引は便利ですが毎年200億円以上の被害があるとは驚きの数字ですね。

チャージバックの対象となる商品は家電(パソコン)ブランド品(時計・ジュエリー)・ゲーム機です。これらの商品は2次流通市場が存在して盗んだ商品を高額で換金しやすいからだと思われます。

チャージバックを回避する方法

こうしたチャージバックの被害を回避する方法は一般的に下記のような対策があります。

1:セキュリティコード入力

2:3Dセキュア(本人認証サービス)登録と確認

3:自社サイトのセキュリティ対策を講じる

EC作成サービスはパッケージで簡単にECサイトを作成してくれますが、チャージバックの保証がないケースが多いです。

大手EC作成サービスに質問したところ、「自社のセキュリティー対策はありますが、仮にチャージバックが発生した時の損失の補償はされません。また、チャージバック保険の手続きはEC作成サービス会社では出来ないので個別に手配してください」とのことでした。

損害保険を使ってチャージバックに備える

今後、ECサイトを作成してインターネットで売上を伸ばすのは時流ですがチャージバックによる損失を軽減する策を講じなければ大変なことになります。

弊社ではチャージバック保険の取扱いが出来ます。チャージバック保険は取引商材、実績等をヒヤリングシートに記入していただき、引受可否を含め判断する保険になります。また、団体加入が原則で個別に加入することができないケースもあり、一般に幅広く知られていません。

現在、ECサイトを運営していて実際に被害に遭われた、または今後ECサイトを立上げようと考えておられる経営者の方で、チャージバック保険にご興味がある方は一度お問い合わせください。


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